■テーマ
豪雨災害に備える
~西日本豪雨(平成30年7月豪雨)災害を経験して~
あの「平成30年7月豪雨」災害から1年以上が経過。倉敷など複数の市町の被害が出る中で、美作市にある林野高校でも近接する河川が氾濫。その経験談を振り返りました。
■ゲストスピーカー
前岡山県立林野高等学校長
三浦 隆志
岡山県では河川の氾濫や堤防の決壊が発生し、戦後最悪の被害が出ました。美作市にある林野高校でも近接する河川が氾濫しました。10年前の佐用水害の経験が活かせたのか、校長先生としての視点と、その現地経験を振り返りました。
トークして頂いたのは、現場の判断力でした!!
迫る豪雨の危険性と校長先生のスケジュール。
そして教員の現場の状況。
・休校の判断は?
高校は遠方から来る学生も多く、登校時間が重要
・ハザードマップ確認と教員の情報共有は?
SNSによる高校生向けの災害意識の向上
・今こそできる災害の伝承は?
しっかり高校生が視認できる仕掛け
・これからの世代に向けた防災訓練は?
高校生には条件を与えた体験型学習
多様な質問が溢れました
そして会場には多様な参加者(^^♪
子供たちもワイワイ。
親御さんも参加したいもの。
そしたらみんなが配慮してくれた。
いつも以上に熱心に耳を澄ませる参加者。
子供たちの様子を見てくれるスタッフ。
三浦隆志さんが言ってくれました。
『こういう場が大事なんだよね。
子供たちの様子を見てくれる高校生がいるともっと良いよね』
質問も会場も多様性が溢れるって良いな(^^♪
避難所だって、仮設住宅だって、
多様性を支え合うことが大事って、
今までのゲストが教えてくれたから!
最後はこんな質問をしてみました。
もし皆さんが校長先生だったら?
出てくる回答の多様性。
今回のスタディは、今までの運営でも、お互いが、気付き合おうとする、前向きな意見交換になりました!
�
--------------------参加者の感想の一部
・正直なところを教えてもらえて、驚いたり、感心したり、たくさん!でした。
・次から次に起こる災害時の事象を事細かく説明されたこと、そしてその時の対応策を正確に伝えて頂いたことに驚きと為になった。今後に生かしたい。
・私の勤める事業所も岡山市東区にあり昨年はすぐ近くでの事例であった。時間の流れとの戦いの中で、落ち着いた対応ができるのか。一支援員としてですが考えながら、お話を聞かせて頂きました。常に何を見ておかなくちゃいけないのか、何を用意することが必要なのか、考えていきたいです。
・時系列の話が分かりやすかった。リアリティがあった。今後のためになりそう。